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2021年05月02日

活動報告:「春の川和さんぽ」 行いました。

 

~川和の歴史と自然をたずねて~

4月29日(木・祝日)小雨降るあいにくの天気でしたが、気温は程よく、先ずは、

さんぽコースの説明と川和の歴史を講師の山口さんが簡潔に説明して下さいました。

なんと、1万年以上前の遺跡が発見の話から始まり、鎌倉時代の反映、農民のくらしがわかる文献。また、博物学者 岩澤正作・植物学者・松野重太郎のなど偉人のお話 お寺や石仏からわかる人々の営みを学びました。いよいよ、出発。

お話を聞いてからさんぽしていると、昔人々往来を感じます。馬も歩く道なので、思ったよりも道は広く、行きかう馬がぶつからない十字路はかぎ型になっています。

こんな立派な蔵が保存されています。

道の木陰にひっそりと歴史佇まい、また、道の拡張等で行き場所が無くなった石仏群。

子どもはいる珍しい狛犬(八幡神社)境内には見事な桜の木があります。4月上旬には見事な花を咲かせていました。

この時期は菖蒲や矢車草・石楠花・つつじと花々の出会いも。瑞雲寺の牡丹も見頃でした。植物学者松野重太郎がヨコハマタケを発見し、その石碑と現存するタケが新たにできた家の庭に残されていました。普段、何げなく見ていた風景が、歴史的発見されたものとわかり、感動。

川和町駅で12時になり、ここで一度、終わりの挨拶。山口さんのご厚意でお時間のある方は妙蓮寺へ。マスクをしている愛くるしいお地蔵さんを見ながら、急な坂を一気に登り高台へ。そこは圧巻の景色が…!北条氏が小机城を修復し、支城としてこの地に川和城を建て、八王子方面からくる敵を監視したとの事。もうお昼時間も過ぎ、お腹が空いてきました。来年は12年の一度の御開帳です。また、お会いしましょうと再開をお約束してお別れしました。

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